これ等以外に冒頭の写真と同じ時代の写真をお送り頂きました。
大変興味深い画像ですので追加しておきます。
時代は大体1860年頃で段葛、八幡宮境内、長谷あたり、鎌倉、北鎌倉円覚寺前あたり・・などです。
鎌倉の段葛
ここからは新段葛です。
昨年の春は目隠しの塀は取り去られましたが本当に疎らな桜が咲いていただけでした。
比較すると随分今年は良くなりました。
桜の本数は当初は同じぐらいで248本を計画しましたが木の間が狭くなり木が傷むのも
早いと言う専門家の意見で177本になりました。
どんな種類の桜かを調べましたがいろいろの種類が混在して花の見頃を
長く楽しめる桜の種類を混在させて植えてあるとしか解答が出ていませんでした。
木は大体が北関東を中心に集め、総て5年目の木だそうです。
2016.元旦 鶴ヶ丘八幡宮 |
午後から散歩がてら八幡宮周辺を歩いてみましたが
あまりの混雑にお参りはまた別途と致しました。
(毎年一月の末頃に出掛けている不信心者です・・)
お天気は良いし、暖かく、風もなく初詣には最適だったのでしょう。
太鼓橋の際から撮った写真ですが三の鳥居の辺りに順番の最後尾がありましたね・・。
天候に恵まれた良いお正月でした。
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今回の段葛工事は2014.11.04〜2016.03.31の間、完全に目隠しをして工事をしました。
段葛は昔は何も植わっておらず土手があっただけのようです。
明治になって松、梅だけが植えられた記録があるようです。
桜は1918(大正7年)に250本を植えた記録があり総て染井吉野だったようです。
これも彼方此方が駄目になり私が小中学校に通っていた頃(S24〜S32)に
駄目になった桜は入れ替える作業をしているのを見た記憶があります。
下の2枚の写真がその延長の染井吉野の段葛です。 今回の工事の少し前の写真になります。
これはこれで風情があり昔を記憶している方には新段葛は暫くは馴染めないでしょうね・・。
今年はお天気の関係もありあまり花見も出来ませんだしたが逗子ハイランドの桜が矢張り一番良く咲いていました。
全体的には気候や温度の関係なのでしょうか・・満開になっても華やかさという面からは何時もの年よりよりは
今一歩だったのではないかと感じた次第です。
2017年 今年の桜/ 段葛物語
暫く段葛の修復工事が続き塀に囲まれた段葛も昨年のその姿を現しました。
下の写真は多分江戸時代の末期か明治の初め頃の段葛と思われます。
日本を訪れた外国人が撮ったものでしょう。
八幡宮も見え、灯籠も同じ位置にあるようですね。 段葛の写真としては多分可成り古いものです。
お天気が悪い日でしたが大船の街を歩いていた時見つけた桜です。
色も白く見えてピンクの華やかな感じが無かったですが清楚な感覚が気に入り撮ってみました。
本殿から段葛を望む。 これから何年か経つとまた違った良さが見られるかもしれません。